【とげまる調べ】アガベ耐寒性ランキング
こちらのページでは、とげまる園芸で実際に植わっているアガベ、代表自身が所持するアガベで耐寒性の実験をおこない、その結果を記載しています。耐寒性は雨、風などの天候や、日照時間、さらには個体差などでも強く左右されるため、これらはひとつの結果であり答えではありませんので予めご注意ください。ご参考までにご覧いただければ幸いです。(実験はすべて屋外管理になります。)
なお、とげまる園芸の所在地では、冬季は平均して最低マイナス5℃ほど(地上1m以内。)、最低温度でマイナス7℃ほどになります。北風はそこまで強く吹き付けませんが、霜は12月下旬から春になるまで続きます。積雪は、年によっては2~3月頃に数回ありますが、基本的には降りません。夏場は40℃を超えることも珍しくない寒暖差の激しい地域です。
それぞれのランクの定義
SSS:非常に強い。雨ざらしにてノーガード(養生なし)でもほとんど痛まずに越冬可能。
SS:強い。雨ざらしにてノーガードでも越冬可能。
S:強い。養生すればあまり痛まずに越冬可能。
A:まあまあ強い。養生すればそこまで痛みは出ないが、ノーガードだと強く痛むこともある。
B:強くはない。雨ざらしでノーガードだと強く痛み、場合によっては枯れてしまう。養生すれば屋外で越冬可能だが痛みは出る。マイナス4℃あたりが平均値になってくると痛みが増えてくる印象あり。
C:弱い。雨ざらしでは越冬不可能。鉢植えで管理し、冬は屋内管理に切り替えるのが無難。マイナス3℃が平均値になってくると痛みが増えてくる印象あり。
D:非常に弱い。関東では地植えはできない品種。気温がマイナスになると溶け始める印象あり。
※~系と書いてあるものは、斑入り以外のことを指しています。斑入りでは耐寒性はそれよりも劣ります。
SSS
マテオ
SS
パリー系、サルミアナ系、モンタナ(シルバーブルータイプ)、ロファンサ、ニッケルシー、ショータイム(オバティフォリア×笹の雪)、レチュギラ、オバティフォリア、シャークスキン、エボリスピナ
S
ハバーディアナ、アメリカーナ、マピサガ、ジェントリー、パラサナ、テマカプリネンシス、ロファンサ錦、モンタナ(ノーマルタイプ)、デザーティ、フレキシスピナ、パルメリー、シュリベイ系、アプラナータ、ワコマヒー、屈原の舞扇
A
アメリカーナ華厳、ギガンテンシス、アトロビレンス系、マーフィ、トライアンギュラリス、ポトレリアナ、バーントバーガンディ系、フィリフェラ、シディゲラ、デュランゲンシス、ミティス・アルビディオール、ウェベリー、スカポサ、コロラータ、アメリカーナ縞斑
B
アメリカーナ・マルギナータ、アメリカーナ・マシュマロクリーム、ブレクテオーサ・モンテレーフロスト、シルバーウェーブ、ブルーグロー、アメリカーナ・フランゾシニー、ナッサビオラム、ウェベリー・アリゾナスター、オブスキュラ
C
吉祥冠、吉祥冠錦、コンゲスタ、オーレア、アメリカーナ・那智の輝き、チタノタブルー、ブラックアンドブルー、ストリクタ、ブルーフレイム、マルモラータ
D
ジプソフィラ、ベネズエラ、アンガスティフォリア、アテナータ、クプレアータ